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インクジェットプリント
インクジェットプリントとは、プリンターを用いてフルカラープリントを行う事のできる工法です。 インクジェットプリントの場合版を作成する必要がないため、小ロットでも比較的安価にプリント加工を行う事が可能です。
弊社の強みとしては他社であまり行われていない染料による製品へのインクジェットプリントがあげられます。
また、繊維だけではなく、ガラス、キャンパス、建築資材などへのプリントも可能となっています。
プリントの種類
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染料プリントと顔料プリントの発色の差
写真の左側が顔料プリントとなります。
右側が染料プリントとなります。
発色の差をご確認ください。 -
染料プリント
発色・堅牢度が非常に優れています。
インクに染料を使い蒸し、洗い、乾燥を行いますので染色した時と同じように縮率をとる必要があります。 -
顔料プリント
顔料インクでプリントを行います。
染料プリントと比べると発色が悪く洗濯していく事でプリントが薄くなっていきます。
染料プリントと比べるとコストは安くなります。
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抜染プリント
染まった生地に抜染剤でプリントを行い色を抜きます。
真っ白に抜けるわけではなくベージュっぽい色がいい感じに残ります。
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着抜プリント
染まったTシャツの色を抜き同じ場所にプリントする技法です。
最初から染まっているTシャツに関しては抜け方が悪くなることがあります。
白のTシャツを弊社で染色して行うと比較的抜けが安定します。
Tシャツの風合いを損ないませんので生地そのものの風合いを維持することが可能です。
プリントの比較項目
※横にスワイプできます。
顔料プリント | 染料プリント | 着抜・抜染プリント | |
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発色 | 濃色が出にくく色がくすんで見える | 鮮やか。濃色も濃くでる | 元の生地色によりくすんで見える |
堅牢度 | 摩擦に弱い | 問題ない | 摩擦に弱い |
作業工程 | プリント⇒ベーキング | 前処理⇒プリント⇒蒸し⇒後処理 | プリント⇒プレス⇒洗い |
PT最大面積 | 1800×1000(mm) | 1800×1000(mm) | 1100×450(mm) |
縮率 | 影響は少ない | 蒸し加工があるため、縮率テストが必要 | 洗い加工があるため、縮率テストが必要 |
プリントできる主な素材
※横にスワイプできます。
顔料プリント | 染料プリント | 着抜プリント | 抜染プリント | |
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綿 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
ウール | 〇 | |||
エステル | 〇(UTプリント) | |||
綿+エステル | 〇(UTプリント) | |||
キュプラ | 〇 | |||
ナイロン | 〇 |
ボディー一覧
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Printstar 085-CVT ヘビーウェイトTシャツ
5.6オンス 綿100%
適度な生地の厚みが型くずれを防ぎ快適に着こなせるレギュラーTシャツです。
子どもから大人まで誰でも似合うアイテムです。※横にスワイプできます。
サイズ S M L XL XXL XXXL 着丈 66 70 74 78 82 84 身幅 49 52 55 58 61 64 肩幅 42 47 50 53 56 60 袖丈 19 20 22 24 26 26 料金 ¥1,050 ¥1,050 ¥1,050 ¥1,050 ¥1,250 ¥1,350 ※染色加工を行なうので縮率が入ります。ご注意下さい。
プリントできる主な物
ご注文から納品までの流れ
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STEP.01
プリントしたい画像の用意
画像は、Illustratorやphotoshop、あるいは写真などで提供していただき、弊社にてプリントが可能なデータへと加工を行い、
プリント作業を行わせていただきます。その際の解像度は、200dpi以上必要です。
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STEP.02
プリント対象の素材の確認
綿100%であれば、問題は少ないですが別の素材の場合、プリントが困難な事がありますので、前もってご連絡いただけるとスムーズに作業を行う事ができます。
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STEP.03
データ入稿・プリントボディの投入
ステップ1でご用意いただいたデータをメールで添付して送っていただきます。 ボディに関しては、ご用意いただく場合が多いですが、個人のお客様におかれましては、こちらで手配をさせていただく事も可能となっております。 なお、オーダーの際に納品先のご連絡をお願いいたします。
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STEP.04
サンプル作成
プリントサンプルを作成し、お客様にご確認いただき、データの校正を行います。
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STEP.05
量産・納品
ご指定頂きました納品先に、通常2週間程度でお届けさせて頂きます。(混雑状況によっては、前後する可能性がございます。)